雨…

雨が降ると梅雨を感じます。
樹木の香り、生命の息吹がどことなく拡がりをみせ、時の移りかわりを気づかされます。
恵みの雨、神の涙。
今まで梅雨はいろいろな表現をされてきました。
生きていく上で大切なものがない時、人は神に祈ります。たんぼは弥生時代より始まり現代まで続く人類の営みであり、雨はなくてはならず、人は梅雨入り前に祈祷をし、歌を歌い、踊りを舞い雨乞いをするのです。
歌は田畑を耕すこと、つまり農業から生まれたと言われています。
先祖が歌い、受け継がれて来たもの。それが「歌」というものでした。
歌は笑顔を作り、仲間を作り、未来を作ります。
童謡もまた、こどもから大人、大人からこども。大切に受け継がれてきたもの。
どうか未来のこどもにまで日本のこころが伝わることを祈り、明日もまた私は歌い伝えつづけようと思います。
指導員ひらぴー

「雨…」への1件のフィードバック

  1. 【ヒラピーさん】って、なんだか哲学者のようだし、一見ロマンチストにも見えるし、時にはモノマネ芸人に見えたり…。奥深いねぇ〜。
    今日の大阪は
    梅雨の足音が聴こえるようです。すこし鬱陶しくも感じます。五月蝿い雨ではないので、情緒はありますが…。

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