2023年12月13日(水)クレオ大阪中央大ホールにおいて、童謡コーラスの合唱会の為に、コロナ禍が明けて活動を再開した大阪府と京都、奈良地域を中心に活動している新!童謡コーラスの歌仲間の皆様が集結しました!
復活開催![大阪]冬季定期公演年忘れ&歌い納め大合唱会2023テレビ番組収録の大成功御礼!!<第2弾>
この童謡コーラスの合唱会は、コロナ問題による活動自粛と休止による丸4年ぶりの復活公演であり、午前の部「テレビ発表会」(舞台発表のテレビ番組収録)と午後の部の「冬季定期公演♪年忘れ歌いおさめ大合唱会2023」の2つの公演形式で開催されました。歌あり、笑いあり、涙あり?感激あり、感動あり、興奮あり、、ありあり過ぎのため、何編かに分けてご報告しています!
今回は、第2弾!「童謡コーラス♪テレビ発表会」の収録のご紹介です。
このホールは下手袖に通路がないので、上手袖から舞台裏にぐるり回って下手から入場、本番を終えて、上手に退場します。楽屋廊下を出番待ちの他のグループの皆さんの花道を通って、会場客席のご自分のお席に戻ります。ただこれだけの事ですが、お年頃の70名〜80名の大所帯グループが、順次に移動するのは、時間も体力も相当に必要になります。童謡コーラスの絶対条件は、団員の皆様の安心と安全、健全な活動であることです。自己責任と自己管理の意識が重要です。小さな段差にもマットやガードがされていますが、舞台の階段や雛壇には手すりがありませんので、指導員らが手を差し伸べて手助けをします。指導員らは介護士ではありませんので、生活の為の介護や介添はできませんが、可能な限り?イケメン指導員がエスコートします。
「ビフォー&アフター」ってよく聞きますが、本番直前と直後では、出演者の皆さんの表情が異なります。
舞台上雛壇は、最前列の椅子席を含めて5列に整列して舞台発表します。会場客席で見学されている方には、美しく順列に入場して整列できているように見えますが、、、実は、「湖の白鳥」のように見えている場面はそうでも、水面の足かきがそうでないように、舞台袖や舞台裏では指導員らがドタバタと奮闘しています。でも、ほとんどの皆様は、指導員の指示や誘導に協力的で積極的です。ほとんどの皆様は、、、ですが、、、
日常では経験できない「舞台発表」です。ドキドキ♡ワクワク♡ハラハラ 緊張と不安、意欲と勇気、様々な感情が湧きだつこの瞬間、ご自身の「最高」に挑みます!姿勢を正して、表情を明るく、曲集の持ち方から目線に至るまで、みんなが一生懸命です。
テレビ番組の公開収録の場合は、コンサートとは少し違った雰囲気があります。そうです、「NG」が出ると、途中で止められたり、やり直しの指示が入ります。だからこそ、「ご自分のミスで、人様には迷惑をかけたくない!」の精神もあって、注意力が高まります。その上での、より良い歌、より良い音楽を目指しているんですよね。
「それでは、本番に参りまーす!本番5秒前、4、3、、、」ディレクターの声で、ホール会場が静寂になります。その瞬間から緊張が張り詰めますが、やがて、ピアノの前奏が鳴り始めると、、あらっ、不思議、穏やかな気持ちになって、童謡コーラスの歌声が心やさしい空間を創造してくれます。
グループ1番からグループ10番までが、2曲づつの課題曲を発表します。いずれか良い方を番組で放送されることになっています。「放送日は未定ですので、毎週お忘れのないようにテレビをご覧ください。くれぐれも個別のお問い合わせはご遠慮下さいネ。」と何度もアナウンスしておりますが、必ず1グループで2、3人の団員さんは「私の放送はいつですか?」とお電話をしてこられます。つまり、グループが10団体で3公演ともなると、「3人×10グループ×3公演=?」電話応対に大変困っています、、、
「テレビ発表会」の舞台発表中は、指導員らも舞台袖から温かく見守っています。
今回の「テレビ発表会」のコンダクターは、山崎亮指導員と岡田史哉指導員の2人が交代で担当しました。
童謡コーラスの合唱ポイントは、歌い始めが遅れることがないように揃えること、フレーズの終わりに表情を明るくすることです。この2つのアドバイスを大切にしましょう!
「テレビ発表会」は、ラジオの収録のように音声収録だけではありません。なので、前奏、間奏、後奏中は、前髪を触ったり、鼻の◯に指を入れてはいけませんし、楽譜を下げるなんて、もっての外です。緊張の継続が必要ですが、意外に歌い終わった安堵から、目線を下げたりする団員さんは多いですよね、
テレビ番組でうえたく先生がよく仰る「童謡コーラスの歌声は、薔薇色です!バラバラで色々!」(笑)確かに童謡コーラスはプロの歌手集団ではありません、がしかし、悲しいことも辛いことも乗り越えて人生を歩んでこられ昭和の乙女らは、心豊かな表現で童謡や唱歌を歌い上げています。その歌声は、少女のような、姉のような、母のような、時を超え、今まさに、幸せで元気である証、薔薇色の人生の発表なのです。