『RAILWAYS』
島根を舞台にした映画ということで、なんだか気になって…。
劇場に入るなり、出雲弁が飛び交っていて、『やっぱり』と想いながらも、なんだか新鮮でした。
ボクは高校三年間を松江で過ごしたのですが、松江での思い出というと、朝7:40からの8時間授業や、月2〜3回の模擬試験。英語の先生に『学校はサービスを受けにくるとこじゃない!』と何時間も説教をされたことなど、苦しくて辛いことばかり蘇ってきます。
でも、あれから二十年近く経つと、少しだけそんな気持ちが溶けて…、映画のストーリーと共に『よく自転車こぎながら見たしじみ漁、声楽のレッスンに通うのに利用した電車。』、ただただ懐かしい何かに変わっているのに気づきます。
これから歳を重ねながら、あの時・あの頃が、少しずつ美しいモノになっていくのかも判りません。そういう意味では、苦しくて辛い時に唄ったあの歌も、いつかは懐かしく想えるのかも…。
童謡コーラスで唄う様々な歌も、みなさんの色々な思い出が隠されているのと同じですね。
指導員 ふくいさっ!